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〔卒業生が語る〕音楽専門学校ってどうなの?

投稿日 :
2020-09-13 00:00:00
カテゴリ :
ジェットの豆知識
WRITER :
スタッフ

お疲れ様です!スタッフのタテちゃんです!

最近のマイブームは大食い系Youtuberが美味しそうに食べてる動画見ながら食事をとる事です!!

 

さてさて...

タイトルの通りですが、僕は某音楽専門学校に通っておりました。

 

僕も入るまで感じていましたが、

専門学校ってどうなの』という疑問。

 

バンド活動がたまらなく楽しい学生

就職したけどやっぱり音楽の道を捨てきれない社会人

様々な人がいろんな目標を持って集まる場所です。

 

人それぞれ抱いている思いは違うでしょうが、

それについて僕自身の経験に基づいて記事を書いて行こうと思います!

 

 

 

◎高校生時代

僕は高校生になってから軽音部に入りバンドを始めて(パートはVoでした)

高1の9月に初めてライブハウスでライブをして、コピバンでしたがそれ以来、月1回くらいのペースでライブをしておりました。

普段生活している中では味わえない気持ち良さがあり、数を重ねるごとに【ライブにハマる】事を実感しておりました。

 

オリジナル曲を作ってライブをしよう!ということになり、作詞作曲は僕が担当することに。

まあ〜難しいわけです。何が正解かわからない、コード名をやっと覚え始めたぐらい人間には進ませる筆も無い...。

それでも、なんとかバンドで完成させた最初の楽曲は今でも覚えています。タイトルは厨二病くさくて申し上げられません。

 

ライブハウスには色々な出会いがあり僕を成長させてくれました。

クッソ歌上手い人、圧倒的なライブを見せてくれたバンド、仏のような人格者。

 

なんやかんやでオリジナル曲だけでライブ出来るようになった頃、

僕は作詞,作曲,アレンジ,Rec,Mix とか全部一人で出来ちゃうスーパーエンジニアバンドマンに出会いました。

より強い憧れを感じ、バンド活動だけでなく音楽の形を広い視野で見てみたくなりました。

 

親に相談し、大学への進学を強く勧められましたが、特に学びたい事もなかったので専門への進学を決定。

現役で入学することになりました。 

 

◎専門学生編 

選んだのはミュージッククリエイター専攻。

そこで僕はDTM(デスクトップミュージック)と出会いました。

全授業のうち7~8割はPCに向かっており、残りは座学、という

ライブハウスでオラオラしていた僕にはなんとも陰湿(そんな事無い)なとこでした。

 

DAW(DTMに必要なPCソフト)を駆使して楽曲制作を全て自分で完結させてしまえるような授業が組まれており、

初めて触れた時、今までやってきた見てきた音楽が『アナログ』に感じました。

 

また、DTMを始めてから

楽器も歌も上手くなりました。

自身のパートはもちろん、他の楽器のアレンジを見る力。

これが段違いにつきました。

アーティストとしても、今までがむしゃらに練習するだけでは見えなかったものが見えるようになったんです。

まあDTMの詳しい話はまた別の機会に。

 

座学では もちろん音楽理論を学ぶ訳ですが、

その中で今まで経験してきた事が『そういう事だったのか!』と腑に落ちる瞬間がありまして、

その瞬間の積み重ねがあったから【音楽にハマる】ことが出来た様に思えます。 

  

自身のバンドの楽曲もいつしか作詞曲~アレンジまで一人で行うようになりました。

全体を形にしてメンバーに渡し、実際にバンドで合わせて調整。

 

よくあるのは一人が弾き語りで持ってきて全員でアレンジして というものだと思います。

どのやり方がいい とかはもちろんありません。でもバンドとして両方できればベストですよね。

 

入る学科によって出来ることは様々でしょうが、

僕の入った学科はそんな感じ、自分のオタク気質な性分にはたまらなく楽しい所でした。(笑)

 

 

 ◎卒業後、まとめ

専門学校にいってよかったか?という問いに答えるならば

 『YES!!!!』です。

というかミュージッククリエイター専攻を選んでよかったです。

 

専門学校で学ぶことのほとんどは個人でも得ることの出来る知識だと思います。

専門学校にあって個人に無いのは学びの環境です。

自分の楽曲を講師の方々やクラスメイトに評価して頂いたり、逆も然り。

個人では絶対に無い機会です。

もちろん高価な機材 だったり質の高い素材 だったりに触れる機会も間違いなく恵まれています。

 

そういった事に気づき、活かせるか、食らいついていけるか が問題だと思います。

「専門学校なんて行っても一緒」 という意見もある意味間違いではないですが、

本人の努力次第で変わる、と僕は思います!

 

卒業までにやめる方もかなりいるようですが、

ちゃんと飛び込む、打ち込む覚悟が出来ていればきっと有意義な時間になるでしょう!

 

...あと、一つ後悔があるとすれば、バイトもやめて学ぶ事に時間を作った方が良かったなと感じております。

学生、特に専門分野だけを学ぶ人間はマジで勉強、制作するべきです。

 

 

さて、最後に少し現実のお話を。

 

僕は今、アーティスト活動をしながら、アレンジャー、Mixエンジニアとしてお仕事を頂いております。

散々学べ!と書いてきましたが、僕が今お仕事を頂けているのは間違いなく築いてきた人脈のおかげです。

本来こういうお仕事は「コンペ」というオーディションに参加して勝ち取るもの。

なのでひたすら篭って勉強しているだけではなかなかすぐにお金がもらえるお仕事は受けられないと思います。

 

好きなことを仕事にするって難しいですね。

制作会社に入社しておりてきた仕事をこなす、という手も全然ありですよね。

もちろんその場合は一般企業に入るのと同じ手順をこなす必要があります。

 

僕はアーティストとしての成功もまだ諦めたくないので、

とりあえず全部やってみよう精神で個人で頑張っております。(笑)

いつか身を結ぶ様に、卒業した今も勉強の毎日です!!

 

みなさんもそれぞれの形で一生音楽やっていきましょう!

 

長文になりましたが、参考になれば幸いです。

お付き合い頂きありがとうございました!

 

 

それではまたっ!ジェットスタジオ で!

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